CASTROL OPTIGEAR
風力発電所における計画外のダウンタイムの40%はギヤーボックス故障に起因するものです。ベアリング故障は風力タービンのギヤーボックスのメンテナンスに関する最も重要な課題であり、それはギヤーボックス故障の70%を占めています*。これはつまり、事象1件当たり最大20万ドルの損失が生じ、お客様の均等化発電原価（levelized cost of energy）が大幅に増大する可能性があるということです。しかし、これはお客様が対処できる問題です。
あらゆるギヤーボックスにおいて、その効率性を最大化できるかは摩擦の制御にかかっています。ギヤーボックスの摩擦によって必要以上の熱が生じ、システム部品に熱応力がかかって摩耗や孔食が引き起こされます。その結果、設備部品の寿命が短くなり、ギヤーボックスの性能も低下するため、計画外のダウンタイムと交換/労務コストがかかることになります。
Castrol Optigearは、優れた高性能ギヤーオイルの製品群であり、摩擦の抑制、積極的な耐摩耗性、ギヤーボックスの寿命延長に実績があります。
Castrol Optigearでエネルギーコストを管理して、タービンの稼働寿命を延ばしてください。
*SRV試験結果に基づく
Castrol Optigear Synthetic CT320は、広範な温度範囲と高荷重下において稼働する風力タービンギヤーに最適な、高品質合成油です。Castrol Optigear Syntheticは大容量風力タービンギヤーに適した製品で、強力な表面保護をもたらし、ギヤーの摩擦を抑制します。
- Castrol® Optigear® Synthetic CT 320の含水量（PPM）は、類似する化学物質を材料とする最も高品質な競合製品と比較して平均で半分**
- 極めて低い保水性：供用時に平均70 PPM – 粒子数は8年にわたり低い状態を維持
- 広範な運転温度において優れた粒度インデックス（VI= 180）
- 先進的技術「無灰テクノロジー」は、動作温度をより低温に抑える（最大8°C）性能が実証済み。最大8年のオイル寿命にわたって安定した摩耗防止性を提供
- 競合他社と比較して発泡を20%抑制
- 競合他社のオイルから変更しやすいように配合され、混合タービンフリートや複雑なメンテナンス計画を有する技師に人気
現場で8年以上にわたり、ギヤーボックスは目視検査とボアスコープ検査によって、部品が並外れて清浄な上に異常な摩耗のない優れた状態にあることが判明しました。性能試験では既存ベースの状態を下回る驚異的なメリットが実証されており、現場における優れた結果が完全に裏付けられています。
Castrol Optigearは、2013年以降Vestas社が採用する唯一の初期充填油剤として4万MWを超える電力供給を支えており、さらに全世界でますますそのシェアを増大させています。ギヤーボックスについては他にも、Winergy、Bosch Rexroth、ZF、Moventasによる承認を受けています。
*SRV摩擦（5ae）試験、2016/2017年 **Sincro Mecánica風力オイル評価、2016年 ***FZEGマイクロピッチング試験、2010年 ****SRV摩擦（5ae）試験、2016/2017年
Castrol Optigear Synthetic X 320は、広範な温度範囲と高荷重下において稼働する風力タービンギヤーに最適な、高品質合成油です。
高容量風力タービンギヤーに適しており、クラス最高の表面保護をもたらし、ギヤーの摩擦を抑制します。
- ユニークなMicroflux-Transプラスチックデフォーメーション（MFT-PD）技術によって摩擦が最大30%抑制*されることが判明しており、その結果、ギヤーボックスの限界応力、運転温度、摩耗が減少します**
- 先制的にマイクロピッチングされたギヤーにおける追加的損傷は大幅に減少し**、摩擦が30%減少することが実証されています***
- お客様はエネルギーコストを制御できるようになります
*SRV摩擦（5ae）試験、2016/2017年 **Sincro Mecánica風力オイル評価、2016年 ***FZEGマイクロピッチング試験、2010年 ****SRV摩擦（5ae）試験、2016/2017年